
横浜市の不動産を売却したい方へ相場は?価格動向や準備のコツもご紹介
「横浜市で不動産を売却したいが、今が売りどきなのか分からない」と悩んでいませんか。不動産の売却では、相場の動向やエリアごとの差をしっかり把握しておくことが重要です。本記事では、横浜市における不動産売却相場の現状や、主要エリアごとの価格動向、相場変動の理由、さらに売却時に押さえておきたい準備ポイントまでを分かりやすく解説します。ご自身の不動産売却で後悔しないために、まずはこの記事を参考にしてみてください。
横浜市全体における不動産売却相場の現状
まず、横浜市全体の中古マンションの売却相場についてご紹介します。2025年12月時点における中古マンションの売却相場は、専有面積70㎡を前提とした平均で約3,457万円、㎡単価に換算すると約49万円、坪単価では約163万円です。前年よりマンション価格は3.17%上昇しています 。
続いて、一戸建てと土地の売却相場ですが、LIFULL HOME’Sによると、土地の相場は前年並みまたは上昇傾向で、土地価格は1.22%上昇、一戸建ては0.57%の微減という傾向が見られます 。
さらに、土地の基準地価(2025年)を見ると、住宅地平均で㎡あたり約26万4千円(坪単価約87万円)、商業地ではさらに高い水準となっており、横浜市全体で地価は上昇傾向にあります。公示地価・基準地価ともに前年より上昇しており、横浜市の地価総平均は㎡あたり約43万6千円(坪単価約144万円)です 。
専有面積・築年数別の相場感についてですが、LIFULL HOME’Sは面積ごとの推定相場を提示しており、面積が大きいほど坪単価はやや下がる傾向があります。たとえば土地の敷地面積70㎡で約105万円/坪、100㎡では103万円/坪と、面積増加で単価が軽減する傾向が見られます 。築年数別については、データ内で明示されておりませんが、一般的に築浅ほど価格が高く、築年数が経過すると減価が進む傾向があるため、査定時には築年数も重要な要素です。
| 項目 | マンション相場(横浜市全体) | 土地相場(住宅地平均) |
|---|---|---|
| ㎡単価 | 約49万円 | 約26.4万円 |
| 坪単価 | 約163万円 | 約87万円 |
| 価格変動の傾向 | 前年より上昇(+3.17%) | 前年より上昇(基準地価+3.36%) |
横浜市内主要エリアの相場比較
以下は、HowMaによる横浜市内主要区の中古マンション売却相場(70㎡換算)です。
| エリア | 売却相場価格(70㎡想定) | ㎡単価 |
|---|---|---|
| 中区 | 約5,327万円 | 約76万円/㎡ |
| 神奈川区 | 約4,750万円 | 約68万円/㎡ |
| 西区 | 約6,568万円 | 約94万円/㎡ |
横浜市内において、中区・神奈川区・西区はいずれも相場が比較的高めであり、特に西区は横浜駅やみなとみらい地区に近く、交通や再開発の恩恵が大きいため高水準となっています。一方、中区は歴史的にも需要が安定しており、神奈川区は利便性と住環境のバランスから人気です。これらの区別の価格差は、立地条件や再開発状況の差異が顕著であることを示しています。
HowMaのデータを基に作成(2025年12月時点)相場の変動要因と今後の見通し
まず、2025年前半まで続いていたマンション価格の上昇傾向が、横浜市では2025年第二四半期を境に「横ばい」に転じました。その背景には、金利の上昇や人口動向の変化が影響しています。特に金利の上昇により住宅ローンの負担が増え、購入需要が抑制されつつあることが要因としてあげられます。加えて、横浜市全体の人口は減少傾向に転じつつあり、今後の価格動向に慎重な見極めが必要です。
次に、神奈川県全体と比較した際の横浜市の相場動向について整理します。首都圏全体では東京都区部が価格上昇を牽引している一方、神奈川県や横浜・川崎エリアでは概ね横ばいか微減の傾向があります。そのなかでも横浜市においては、特定の区(神奈川区・西区・中区など)において成約単価の上昇が見られ、地域間で差が生じています。
さらに、駅近や再開発による利便性の向上は、不動産価格に大きな影響を及ぼしています。例えば、東急東横線沿線では横浜駅や大倉山駅など、駅に近く再開発の進むエリアで価格上昇が顕著です。一方、築年数の古い物件が増えるエリアでは価格が下落する傾向もあり、利便性と築年の両方が価格変動の要因となっています。
| 要因 | 影響 | 具体例 |
|---|---|---|
| 金利上昇・ローン負担増 | 購入意欲抑制・価格横ばい | 金利上昇に伴うマンション価格の横ばい傾向 |
| 都県間の価格差 | 東京都強・神奈川横ばい | 神奈川県全体は横ばいだが横浜市の特定区で上昇 |
| 立地・再開発 | 利便性向上エリアで価格上昇 | 横浜駅など東急沿線駅近エリアの単価上昇 |
売却準備として知っておきたい基礎ポイント
不動産を売りに出す前に、まずはご自身の物件の「基本データ」を整理しましょう。築年数や専有面積・敷地面積、建物の構造、敷地の権利形態(所有権か借地か)などをあらかじめ確認しておくことで、査定依頼の精度が高まります。こうした基本情報の整理は、売却活動を円滑に進める上で欠かせません。
つぎに、売却にかかる〈期間〉や〈値下げ率〉の目安を知ることも大切です。横浜市全体の中古マンション売却相場に関して、HowMaによる2025年11月時点のデータでは、売却相場価格はおよそ3,471万円、単価は50万円/㎡、平均販売期間は約5.7か月、成約に至るまでの平均値下げ率は約4.1%とされています。同じ横浜市内の神奈川区では、相場価格は4,672万円、単価は67万円/㎡、平均期間は約5.6か月、値下げ率は約4.3%となっています〈表〉:
| エリア | 相場価格 | ㎡単価 | 平均販売期間 | 平均値下げ率 |
|---|---|---|---|---|
| 横浜市全体 | 約3,471万円 | 50万円 | 5.7か月 | 約4.1% |
| 横浜市神奈川区 | 約4,672万円 | 67万円 | 5.6か月 | 約4.3% |
こうした数値を踏まえ、ご自身の物件の売却計画を立てる際の参考にしていただけます。また、ご不安な点やさらに詳しく知りたいことがあれば、ぜひ当社へご相談ください。売却にかかる費用や、ご準備いただく主な書類についても丁寧にご案内いたします。
売却にあたっては、登録免許税や司法書士費用、仲介手数料などの諸費用が発生します。また、売却には登記済証(登記識別情報)、固定資産税・都市計画税の納税証明書、管理費・修繕積立金の支払い状況が分かる書類、建築確認済書などが必要となる場合があります。不安な点があれば、一度ご相談いただくだけでも十分にお役に立てるかと思います。お気軽にお声がけください。
まとめ
横浜市における不動産売却相場は、近年、マンションや土地の価格が上昇傾向を示し、一戸建てはやや落ち着きを見せています。区ごとの差や再開発の動きも相場に大きく影響しています。また、売却準備には不動産の基本データや必要書類、平均的な売却期間など、事前に確認しておくべき基礎的なポイントが多数あります。具体的なご相談や査定をご希望の方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。しっかりとした事前準備と情報収集が、満足のいく売却に繋がります。
